After the message to Japanese readers, there is a message to English readers.
日本語読者の皆さんへ
こんばんは。3月にするべきだったことをやっているうちに4月が終わっていましたが、皆さんには素敵なゴールデンウィークが訪れているでしょうか。本日は東京文学フリマで発表するいくつかの新刊についてご紹介したいと思います。「夢でしかいけない街」については前回のニュースレターをご覧ください。
クジラ、コオロギ、人間以外
(画像は谷脇クリタさんのnoteよりお借りしました)
谷脇クリタさんのブースう-57「未確認電波帯」で頒布されるアンソロジー『クジラ、コオロギ、人間以外』に作品を提出致しました。
同じく谷脇さんが昨年編まれたアンソロジー『貝楼諸島より』に寄稿した掌編「遠背島展望室手引」のスピンオフ後日譚にあたる「遠背島揺籃歌(ようらんうた)手引」で参加しています。遠背島の深水と浅雛は今まで書いてきたなかでもかなり好きな人間たちなので、また書けて嬉しかったです。
「展望室」よりも「揺籃歌」のほうが百合度は増しているので、そちらの面でも楽しみにして頂ければ。
結晶するプリズム
「プライド月間にクィアSF短編小説を無料で翻訳&公開したい!」をご支援頂きました皆さまに本日リターンの『結晶するプリズム 翻訳クィアSFアンソロジー』電子書籍版を発送致しました。H-19「Kaguya Books」で紙版の先行販売も行われます。
電子書籍はちょっとという方、支援が間に合わなかった方なども文フリで手に入れて頂ければ幸いです。わたしはイン・イーシェン「鰐の王子さま」を翻訳いたしました。シンガポールのジャングルがにおい立つ、傑作短編です。
ほかう-59「秘密結社きつね福」で『夢でしかいけない街』を、B-10「零合舎」で『零合 創刊号』を頒布していますので、21日はぜひわたしの新刊を山ほど手に入れてください! 宜しくお願い致します。
それから5月はいくつか大きめのお知らせがあります。かなり大きめです。楽しみにしていてください!
For English Readers
Hello. April has come and gone in a blink of an eye, and I still haven't caught up with May in my mind but I will do my best tomorrow. Today I have a small announcement.
Queer SF Anthology
The Queer Science Fiction Anthology, which I've mentioned here before, was sent to crowdfunding supporters today. For those who have had difficulty supporting the project, please look forward to a free public showing in June.
We sell the paper version in Japan, but if anyone is interested in obtaining a paper version from overseas, please contact us!
I hope to work harder on translation this year. I will let you all know if there are any projects that I can submit. Thank you.